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ごあいさつ

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 1年目の研修医にとって重要なのは研修内容以上に医療人としての成長のベースとなる考え方を身につけることであると思います。そのための目標設定と振り返りを大切にしています。我々の組織は研修医が自分の理想とする歯科医師像を見つけ、キャリア形成の礎を築く場所でありたいと考えています。

 

 研修では配当患者の歯科治療を行う総合診療を実践するとともに、希望により専門的な研修を行う環境を設けています。さらに我々の研修施設の特徴の一つに全身管理研修があります。今後の歯科医療を考えると高齢者医療を行う上でのベースを養う必要があると考えます。口腔外科、歯科麻酔科や特殊歯科での全身管理研修と周術期口腔機能管理研修により、口腔と全身の関連性の重要性を実感できる研修を実践しています。

 

 また、歯科医療人としての治療・管理・予防の考えを身につけるとともに、歯科医師は患者、スタッフに対する教育者としての側面を持っているのでコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の向上にも力を入れています。数多くの講義、外部講師による研修、実習の数々、少人数だからこそ実践できる充実した研修を行っています。そしてマイクロラーニングシステムを用いた繰り返しの振り返り研修により、日々取得した知識の定着を図ります。

 研修の要となる指導医には多彩な専門性を持った教育熱心な指導医が集まっています。そして我々指導医自身も日々学び、成長していく姿を見せることが真の教育に繋がるのだと考え努力しています。

 

「さあ、我々と研修してともに成長しましょう!」

長崎大学病院口腔管理センター教授

長崎大学病院医療教育開発センター

歯科教育研修部門卒後研修支援室室長

鵜飼 孝

<略歴>

1992年

長崎大学歯学部卒業

1996年

長崎大学大学院歯学研究科修了

1996年

長崎大学歯学部付属病院医員(第二保存科)

1997年

長崎大学歯学部助手(歯科保存学第二講座)

2004年~2006年

米国ボストン大学 Postdoctoral Fellow

2010年

長崎大学病院講師(歯周病治療室)

2018年

長崎大学病院医療教育開発センター准教授

2020年

長崎大学病院口腔管理センター教授

長崎大学病院医療教育開発センター

歯科教育研修部門卒後研修支援室室長

<所属学会>

日本歯周病学会(専門医・指導医)

日本歯科保存学会(専門医・指導医)

日本歯科医学教育学会

日本有病者歯科医療学会

日本総合歯科学会

日本歯科口腔ケア学会

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