Tec weeeek

早いもので、もう8月も終わってしまいました．

Bコースの先生方の門出を送って1ヶ月．新たな環境に慣れてきた頃でしょうか．

忙しい毎日だと思いますが、無理し過ぎず頑張ってほしいなと思います。

というか場所は違えど、これからもみんなで頑張っていきましょう！

この間2週連続でTecを作る予定がありました．1週目の患者さんは右上4番、2週目の患者さんは左下6番です．

Tecを作ると決まってから不安しかなかったので、空き時間にひたすら練習をすることにしました．

練習していると、通りかかった同期が見にきてくれて、「ここもっと削った方がいいんじゃない」とか「自分はここを気をつけてる」とか色々と教えてくれました．

また出来上がった不格好なTecを先生に見て頂いて、アドバイスをもらったりもしました．

結局、1人目の患者さんのTecは私が作ったものを先生が手直ししてくれて、2人目の患者さんは時間が足りず先生が作ってくださりました。

実際の診療では練習の成果を発揮できませんでしたが、練習を始めた時はユニファストをどう練って、どこを削ったらいいかもわからないレベルだったのに、歯らしきものを作ることができるようになりました。

少しではありますが成長を感じられたのは、練り方や削り方を教えてくれた先生方や同期達のおかげだと思います。

Tecは算定上、前歯部以外は0円なんだそうです。

それでも、いつか機能的にも審美的にも優れたTecを作れるようになりたいです！

話は変わりますが、長崎って魅力がたくさんありますよね！

鎖国時代の貿易の窓口だった歴史や文化が根強く残っていて、興味深い行事がたくさんあるので長崎での生活はとても楽しいです。

8月には精霊流しがありました。

精霊流しもまた中国の風習に強く影響を受けており、ルーツは唐人屋敷で行われていた行事なんだそうです。

精霊流しを見に行き、初めて爆竹の音を聞きました。

大小様々な船には名前や家紋、故人との思い出の写真やメッセージが書いてありました。

精霊船を運び終わると涙している人たちもいて、故人に想いを馳せる素敵な伝統だなと思いました。

写真は長崎歴史文化博物館の展示で、お盆の時期の家の様子です！

丸灯篭や中国風の角灯篭を軒先に吊るし、先祖・親族の精霊を迎える気持ちを表すのだそうです。

最近、朝晩少しひんやりしてきましたね。

体調管理に気をつけながら、頑張っていきましょう！