症例報告会
先日、研修医による症例報告会が行われました。
半年間にわたる総合歯科診療部での診療を終え、各研修医の担当患者さんについての報告会です。
ここでは2名の研修医の発表を紹介したいと思います。
まずはH・S先生!
H先生は、治療を氷山の一角と例え、 発表が始まりました。
研修医は診療に慣れておらず、目の前の処置に必死になってしまいがちです。
しかし、1歯単位で診断するではなく、口腔内全体を診てから治療計画をたてることが重要。
ということを力説してくれました。
もう一人はH・T先生!
H先生は、CRによってコンタクトを回復するという発表でした。
模型作製・咬合器付着→ワックスアップ→シリコンコア作製→CR充塡
という流れで処置を行ったそうです。
隣接面のCR充塡は、研修医にとって難しいと思われる処置なので、このような方法もあると知って勉強になりました。
総合歯科診療部では、診療科の垣根がなく、患者さんを包括的に診る事ができ、総合的な歯科研修を受けることができます。
私は、総合的な診査・診断、患者さんに合わせた治療計画のたて方を勉強できました。
各指導医の下での診療を通して、この半年間で多くの事を学ぶ事が出来たと思います(^^)