医療人としてできること
あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、このブログ…だいぶ更新が止まってましたね。すみません。 前回の記事をUPして以来、いろんなことがありました。 まずはBコースのメンバーが11月より外部の歯科医院での研修を開始しました。 そのため、研修医控室も少し寂しくなった感じがします。 その前にBコースの研修医による症例発表が10月に行われたのですが… 最初の発表とは思えないくらい上手な方もいて驚かされました! 彼らの発表の様子についてはまた後日書きたいと思います。 そして、Aコースのメンバーも5月より全身管理研修(口腔外科or麻酔、特殊歯科、摂食嚥下のうち、どちらかのコースを選択し、11週にわたり研修)、専門研修(希望する科を選択し、そこで11週間研修)で色々な経験を積ませていただいております。 ちょうど今日で第3タームの終了。 来週からは最後の第4タームが始まり、それぞれがまた新たな場所で研修を行います。 ちなみに私は来週より小児歯科での研修。 先天性のものを含め、様々な疾患を抱えた子どもも来院されるので、そういった患児にどう向き合っていくか、どういう態度で接し、診療していけばよいのか… 診療の手技はもちろんのこと、こういったことを3か月の間に学んでいきたいと思います。 これは歯科診療の際だけでなく、日常生活においても直面する事であり、障害をもった人たちとどう付き合うか… 「障害」といっても様々あります。 一概にこうすべきだという答えがあるわけではないと思うのですが… ただ、できるかぎり社会的な弱者を作りたくない! これが医療従事者1年目の私めの考えです。 健常者と障害をもった方たちが共存できる社会。 まだまだ日本は欧米に比べてこれに関しては遅れていると思います。 そういえば昨年10月に福岡であるイベント出演してきました。 「「ハンディキャップディスコパーティ」 ハンディがある人もない人も!みんな一緒に盛り上がろう! こんなコンセプトで行われたイベント。
福岡の超~有名タレントである山本華世さんも参加!
DJ.EIJIさんも参加!
演者の皆さんも思い思いのパフォーマンスをされていました。 ギターの弾き語り、ヒューマンビートボックス、ローラースケートパフォーマンス(笑) さらにはDJ.EIJIさんのDJタイムがあり、まさに全員ディスコ状態でノリノリ! この写真はプロのシンガーソングライターのシンタローさん(右)、イスクさん(左)。
右が今回のイベントの実行委員長の藤田さん。左は2年前のこのイベントでMCをされたまっとんさん。 「いつか『ハンディキャップディスコパーティ』という言葉を用いなくても、健常者と障害を持った人たちが気兼ねなく普通に楽しめるような社会になってほしい」 藤田さんの言葉が今でも忘れられません。 去年はこのほかにも熊本の被災地のボランティアに行ったり、摂食嚥下の研修時に在宅医療で様々な疾患を抱えた患者さんを目の当たりにして、色んなことを考えさせられました。 1人の医療人としてどうあるべきか。何ができるのか。 このことを念頭に置いて、今後の診療に取り組みたいと思います。 by Gi