BLS実習
5月も半ばに入り、長崎はすっかり初夏の季節です。
さて、長崎大学歯科臨床研修では先日最初のBLS実習がありました。
BLSとはBasic Life Supportの略称で、要するに一次救命処置のことです。
担当は歯科麻酔のK先生。研修医は3班に分かれて実習と講義を行います。
実習ではCPRとマスク換気、AEDの使い方を学んだ他に、チャーリー君(人形)でハイムリッヒ法の練習も行いました。
歯科は直接的に患者さんの生死に関わる処置は少ないとはいえ、誤嚥やアナフィラキシーショックなど、不測の事態は私達が予期していない時に起こりうるものです。
使う機会が無いに越したことはありませんが、突然の緊急事態でパニックを起こさないよう、定期的な講習で備え、常日頃から危険リスクを熟知し警戒しておかなければ、と身の引き締まる思いをした講義でした。