静脈に申し訳ない
歯科研修医のMiです。
さてA1コースの私は全身管理研修の真っただ中。
麻酔科・特殊歯科を選択した私は現在までのところ、
全身麻酔の導入の、
患者確認からバック換気
喉頭鏡での喉頭展開
気道確保
気管チューブ固定
胃管挿入
手術中の維持の、
ベンチレーター管理
麻酔深度管理
鎮痛管理
尿量と補液量管理
持ち込み薬剤管理
手術終了後の、
胃管抜去
気管チューブ抜去
から片付けまでと全身麻酔の一通りのお仕事を経験させてもらいましたが、一つまだ経験したことがない手技があります。
それは静脈路確保。
プロポフォールやレミフェンタニルなど全身麻酔に欠かせない薬剤を体内に流し込むために大切な手技。
採血と違って逆血を得てから外筒だけを静脈内に進め留置してこなければなりません。
この静脈路確保のための練習は、私の時には次のような順番で進みました。
1.指導医の実演と、シュミレーターを使った演習
2.指導医の手背に練習し失敗(指導医T先生の右手に大きな血腫を残してしまいました(涙)。麻酔科の先生方は優しいので、気にしないようフォローしてくれました。足を向けて寝られません)
3.ひたすらゴムに刺入して練習
4.自宅で家族(インプラントが有名な開業医に勤めている家族は既に刺入は上手)の手背を借りて成功。
でも刺入がモタモタ遅く時間が掛かったので、痛かった家族はブチ切れ。
もっと刺入から留置までの一連の動きをスムーズに早く行えと怒りながら指導してくれました。
申し訳ない。
頑張ります。
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